年齢とともに遅くなる肌の生まれ変わり、その原因は「幹細胞」にあった
肌のターンオーバー(生まれ変わり)が年齢とともに遅くなり、くすみやごわつきが気になる——そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。このターンオーバーの源となるのが、肌の奥にある「表皮幹細胞」。資生堂は、この幹細胞自体が老化することで肌悩みが生じると考え、研究を進めてきました。
100種類以上から選ばれた「レモンアイアンウッド葉エキス」
今回、資生堂は100種類以上の原料を検証し、オーストラリア原産の植物から抽出した「レモンアイアンウッド葉エキス」に注目。ハーバード医科大学関連の研究機関との共同研究で得た知見を応用しています。
老化を引き起こす"スイッチ"をブロック
表皮幹細胞には、老化を抑える働きを持つ「YBX1」というタンパク質があります。このYBX1が変化(リン酸化)すると機能が低下し、細胞の老化が進んでしまいます。レモンアイアンウッド葉エキスは、この変化を抑えることで老化にアプローチします。
培養細胞での実験で確認されたこと
研究では、同エキスを加えた培養細胞において、老化を広げる物質の産生が抑えられたほか、表皮幹細胞の量が増加し、細胞を生み出す力が向上することが確認されました。
エイジングケアの新たな選択肢へ
資生堂は今後、この研究成果を応用し、年齢による肌悩みに応える製品開発を進めていく予定です。