汗や水で崩れやすい日焼け止め、もっと頼れる存在に
夏のレジャーや日常の外出で気になるのが、日焼け止めの「崩れ」。せっかく塗っても、汗や水で落ちてしまっては意味がありませんよね。ポーラ化成工業は、この悩みに応える新しい発想の技術を開発しました。
「UV応答性膜強化・浸透促進技術」とは
今回開発されたのは、紫外線を浴びることで日焼け止めの膜が水に強くなり、さらに美容成分の浸透も促進される技術です。カギとなるのは「ホホバ由来脂肪酸カリウム」という保湿成分。この成分は、紫外線によって生じる化学反応で性質が変化し、水をはじく膜へと変わります。
仕組みはシンプル、紫外線で膜が変化
紫外線を浴びると膜の中で酢酸が発生し、周囲が弱酸性になります。すると、ホホバ由来脂肪酸カリウムが水をはじく脂肪酸に変化。この膜がフタの役割を果たし、うるおいを閉じ込めます。
研究で確認されたこと
実験では、酢酸を加えた膜で水分の蒸散が抑えられることが確認されました。また、ホホバ由来脂肪酸カリウム自体にも、肌の表面(角層)への浸透を助ける効果があることがわかっています。
今後の展開
この技術により、屋外でも室内でも効果的に働くサンスクリーン製品の実現が期待されます。