年齢とともに進む「顔のたるみ」、その原因は肌の奥にあった
鏡を見るたびに気になるフェイスラインのゆるみ。実は、肌表面だけでなく、肌の奥深くで起きている変化が関係しているかもしれません。資生堂は、加齢によって肌内部の「真皮」と呼ばれる部分が空洞化し、脂肪に置き換わっていく現象を発見しました。
真皮の空洞化とたるみの関係を解明
真皮とは、コラーゲンや弾力線維でできた、肌のハリを支える重要な組織です。30〜50代女性30名を対象にした超音波測定の結果、年齢を重ねるほど真皮が空洞化していること、さらに空洞化が進んでいる人ほど肌の弾力が低く、外見上も顔が大きくたるんでいることが確認されました。
改善のカギは「脂肪組織由来幹細胞」
国立がん研究センターとの共同研究により、皮下脂肪にある「脂肪組織由来幹細胞」が真皮の細胞を活性化させ、コラーゲンを生み出すことがわかりました。さらに、ローズマリーから抽出した成分にこの幹細胞を引き寄せる効果があることも発見されています。
今後のスキンケア製品への応用に期待
この研究成果は、今後発売されるスキンケア化粧品に応用される予定です。