顔の変化、遺伝だけじゃなかった
朝起きたら顔がパンパン、夕方になると疲れた印象に——そんな経験はありませんか?顔の形は遺伝で決まる部分もありますが、実は 加齢や生活習慣、環境によっても日々変化しています 。しかし、スキンケアでアプローチできる「遺伝以外の要因」を正確に測る方法がこれまでありませんでした。
重力を利用した3D解析で2つの要因を特定
資生堂の高井英輔研究員は、 重力応答型3D顔画像解析 という新しい手法を開発。これにより、加齢による「たるみ」と生活習慣が原因の「むくみ」を分けて評価することに成功しました。
むくみの原因に着目した成分を発見
さらに研究では、むくみが 肌表面の炎症 と関係していることを突き止めました。炎症を引き起こす物質「VEGFA(血管内皮増殖因子A)」の働きを抑える成分として、 1-(ヒドロキシエチル)エチレン尿素 が見出されています。
この研究は世界最大の化粧品技術発表会IFSCCで最優秀賞を受賞。科学的根拠に基づいた顔印象ケアの実現に向けて、今後の製品開発への応用が期待されます。