毎日洗っているのに、なぜ毛穴の黒ずみは消えないの?
鼻や頬の毛穴に詰まった角栓は、皮脂と古い肌細胞が年輪のように重なった強固な構造をしているため、普段の洗顔では落としきれないことがわかっています。さらに花王の研究では、角栓が40〜50代で増加し、肌のくすみの原因にもなることが明らかになっています。
新技術のポイント
花王は2017年に開発した「角栓崩壊洗浄技術」をベースに、 親水性ミクロパウダー を組み合わせた新しい洗浄技術を開発しました。
なぜ効くのか
従来の技術では、トロメタミンという成分が角栓をほぐしますが、完全にはバラバラになりませんでした。今回、数十マイクロメートル(髪の毛より細い)サイズの親水性ミクロパウダーを加えることで、ほぐれた角栓がパウダーに吸着して分散しやすくなり、毛穴の奥深くまで洗浄成分が届くようになりました。
確認された効果
評価試験では、新技術による洗顔後に毛穴部分が深くなる様子が確認されました。これは毛穴の奥に詰まっていた角栓が除去されたためと考えられます。
この研究成果は、2026年3月の日本化学会にて発表予定です。