スキンケアの悩み──せっかく塗っても崩れてしまう
肌のうるおいを保つには、化粧水やクリームが作る「化粧膜」に水分をしっかり抱え込ませることが大切です。しかし、顔を手で触ったり、服やマスクが擦れたりすると、せっかくの膜が崩れて保湿効果が失われてしまうという課題がありました。
2種類のポリマーを組み合わせた新技術
ポーラ化成工業は、 弾力があり壊れにくい膜を作るポリマー と、 壊れても元に戻る再生力の高いポリマー を最適な比率で組み合わせる技術を開発しました。
この組み合わせにより、膜が適度な弾力を保ちながら、崩れても自然に元の状態へ戻る「自己再生」が可能になります。
従来より約1.2倍長く水分をキープ
研究では、この新しい化粧膜が従来のものと比べて約1.4倍の水分を抱えられること、また水分が蒸発しきるまでの時間が約1.2倍長くなることが確認されました。膜自体の弾力も高いことが測定で示されています。
クリームやメイク品への応用に期待
本技術は、クリームなどのスキンケア製品やメイクアップ製品への応用が可能とのこと。日常の動きで崩れにくい、長時間うるおいが続く製品の登場が期待されます。