肌のハリを支えるコラーゲン、「量」だけでなく「質」も大切だった
年齢とともに気になる肌のハリ不足。その原因として、肌の奥にあるコラーゲンの減少が知られていますが、実は「どれだけ丈夫なコラーゲンが作られているか」という質の問題も重要です。
資生堂は40年以上のコラーゲン研究の中で、免疫細胞の一種「M2マクロファージ」に注目。今回、この細胞がコラーゲンを作る細胞(線維芽細胞)に働きかけ、 コラーゲン線維を太く丈夫に育てる 機能を持つことを発見しました。
仕組みと確認された効果
M2マクロファージは、コラーゲンの形成に必要な酵素の働きを高め、分子が整然と並んだ成熟したコラーゲン線維の形成を促します。実験では、M2マクロファージの影響を受けた細胞から、より太く密度の高いコラーゲン線維が確認されました。
さらに、 セイヨウバラ抽出液 がM2マクロファージへの分化を促進することも判明。紫外線などで低下したM2マクロファージの働きを助け、良質なコラーゲンの育成が期待されます。
本研究は国際学会で1等賞を受賞しており、今後のエイジングケア製品への応用が期待されます。