消えないシミ、実は「肌の奥」に原因があった?
美白ケアを続けても同じ場所にシミが再発する——そんな経験はありませんか?これまでシミ対策は、メラニンが蓄積する表皮(肌の表面)へのアプローチが主流でした。しかし、それだけでは根本的な解決にならないケースも多く、新たな視点が求められていました。
真皮の「抗シミ因子」sFRP1を発見
コーセーは米国シンシナティ大学との共同研究で、肌の奥にある真皮に存在する「sFRP1(エスエフアールピーワン)」というタンパク質に着目。このsFRP1が、メラニンを作る細胞の過剰な活性化を抑える「抗シミ因子」であることを突き止めました。
加齢でsFRP1が減り、シミができやすくなる
sFRP1は真皮の線維芽細胞(コラーゲンを作り肌を支える細胞)から分泌されますが、細胞の老化によって分泌量が減少。これがシミ部位で顕著に見られることが確認されました。
皮膚モデルで色素沈着の抑制を確認
研究では、sFRP1を加えた3次元皮膚モデルでメラニン量の減少と色素沈着の抑制が観察されました。また、グリーンルイボスエキスにsFRP1の分泌を増やす効果があることも確認されています。
真皮からのシミケアという新発想へ
今後、真皮に働きかける新しいシミ対策の実用化が期待されます。