年齢とともに気になる「たるみ」、その原因は皮ふの奥にあった
加齢とともに多くの方が悩む顔のたるみ。実は、皮ふの内部で重力に抵抗している仕組みが衰えることが原因のひとつだとわかってきました。資生堂はこの課題に長年取り組み、今回新たな発見を発表しました。
重力に抗う「ダイナミックベルトTM」の流れを発見
資生堂は、皮ふ内部に高密度に存在する「立毛筋」(毛を逆立たせる小さな筋肉)が、重力による皮ふの変形に抵抗していることを解明。この仕組みを「ダイナミックベルトTM」と名付けました。さらに今回、顔のうぶ毛の向きを観察することで、このダイナミックベルトTMには特定の「流れ」があることを突き止めました。
流れに沿ったストレッチで立毛筋が活性化
培養した皮ふに様々な刺激を与える実験の結果、ダイナミックベルトTMの流れに沿って皮ふを伸ばす(ストレッチする)と、立毛筋が活性化されることが確認されました。また、甘草抽出物と木苺果実由来の抽出液が、立毛筋を構成する細胞の活性化に有用であることもわかりました。
今後の展開
本研究は国際学会IFSCCで最優秀賞を受賞。今後、たるみ改善につながる新たなスキンケアの開発が期待されます。