「血行がいいと肌にいい」その理由、実は解明されていなかった
血行促進が肌によいことは広く知られていますが、実際に肌の細胞の中で何が起きているのか、そのメカニズムは十分にわかっていませんでした。
花王が開発した新しい評価技術
花王は、生きた人の肌で細胞のエネルギー状態を測定できる技術を確立しました。細胞が持つ天然の蛍光(自家蛍光)を利用し、深層学習モデルと組み合わせることで、肌の表面近くにある細胞のエネルギー代謝を高精度に評価できるようになりました。
炭酸ガスで血流が増えると、細胞のエネルギー工場が活発に
炭酸ガス配合組成物を肌に塗ると毛細血管が広がり、酸素供給が増加。すると細胞内のミトコンドリア(エネルギーを作り出す器官)の働きが活発になることが確認されました。
30〜40代の7名で効果を確認
炭酸ガス配合組成物を2分間塗布したところ、炭酸ガスを含まないものと比較して、ミトコンドリアのエネルギー産生効率が高まることがヒトの肌で確認されました。
この研究成果は、2026年3月の日本生理学会大会で発表予定です。