高い木に咲く花の秘密、これまで解明されていなかった
乾燥や花粉、紫外線など、私たちの肌は日々さまざまな刺激にさらされています。こうした外的ストレスから肌を守る「バリア機能」は、加齢やストレスによって低下することが知られていました。
コーセーは、世界有数の植物研究機関「中国科学院華南植物園」との共同研究で、 キンコウボク花エキス を開発しました。キンコウボクは高貴な香りで知られる植物ですが、30メートル以上の高木に成長するため新鮮な花の入手が難しく、その成分や効果はほとんど解明されていませんでした。
細胞同士の「つなぎ目」を強化する
今回の研究では、このエキスが タイトジャンクション という構造の形成を促すことが確認されました。タイトジャンクションとは、肌内部で細胞同士を隙間なくつなぎ、水分の蒸発や異物の侵入を防ぐバリアの役割を果たすものです。
実験で確認された効果
ヒトの表皮を模した試験において、エキスを加えた場合はバリア機能の指標となる数値が上昇。さらに、香り成分にはポジティブな気持ちを高める効果も確認されました。
今後、肌と心の両面からアプローチする化粧品への応用が期待されます。