年齢とともに気になるシミ・くすみ・たるみ、その原因は「血管」にも
肌の老化サインであるシミやくすみ、しわ、たるみ。実はこれらの悩みに、肌の奥にある毛細血管の状態が深く関わっていることがわかってきています。資生堂は、肌表面だけでなく体内からのアプローチに着目し、長年にわたり血管と肌の関係を研究してきました。
山形県産「もがみべにばな」から抽出したエキスに注目
今回、同社が30年以上研究を続けてきた紅花の中から、山形県で伝統的に栽培される「もがみべにばな」のエキスに新たな可能性を見出しました。
血管の「接着剤」のような働きを強める仕組み
毛細血管は、内側を覆う細胞(血管内皮細胞)同士がしっかり結びつくことで、健康な構造を保っています。この結びつきを担うのが「VE-カドヘリン」というたんぱく質です。べにばなエキスは、このVE-カドヘリンに働きかけ、細胞同士の接着を促すことが確認されました。
実験で確認された効果
培養した血管内皮細胞にべにばなエキスを加えたところ、VE-カドヘリンが細胞の接着部位に密に集まり、その発現量も上昇することが確認されました。
今後の展開
資生堂は本研究成果を、血管に着目したエイジングケア製品へ応用していく予定です。