年齢とともに衰える肌の「土台」、根本から変える方法はないの?
肌のハリや弾力を支えているのは、表面ではなく奥にある「真皮」と呼ばれる層です。ここにあるコラーゲン線維は、年齢とともに量も質も低下していきます。しかし、傷跡を残さず真皮を作り直すことは、これまで非常に難しいとされてきました。
毛の生え変わりにヒントがあった
ポーラ化成工業は、毛が生え変わる際に毛の根元周辺では真皮が新しく作られていることに着目。高齢の方でも、毛の根元付近では若い肌と似たきめ細かいコラーゲン線維が確認されました。
発見された鍵因子「プレイオトロフィン」
研究の結果、毛の根元の細胞から分泌される「プレイオトロフィン」という因子が、周囲のさまざまな細胞に働きかけ、真皮の再生を促していることが明らかになりました。
植物と海藻のエキスで効果を高める
さらに、シストセイラタマリシホリアエキスとナギイカダ根エキスの組み合わせが、プレイオトロフィンの働きを高めることも確認されました。
肌再生研究の新たな一歩
この知見は、真皮構造を根本から整える新しいアプローチにつながる可能性があります。研究成果は2025年5月の米国研究皮膚科学会で発表予定です。