「自分に合う化粧品」を見つける難しさ
肌質は一人ひとり異なるのに、化粧品選びは「試してみないとわからない」のが現状です。敏感肌や特定の成分が合わないなど、自分にぴったりの化粧品を見つけるまでに時間やコストがかかることも少なくありません。
「ミラースキン™」とは
ポーラ化成工業が開発を進める「ミラースキン™」は、その人自身の細胞からiPS細胞を作り、肌の組織として培養したものです。いわば「自分の肌のコピー」を試験管の中に作り出す技術といえます。
自分の肌で化粧品を試せる仕組み
この培養皮膚を使えば、実際に自分の肌に塗る前に、どの成分が合うのか、肌トラブルの原因は何かを詳しく調べることができます。
国際学会で最優秀賞を受賞
2024年10月、この基礎技術は国際化粧品技術者会連盟世界大会(IFSCC)でポスター発表部門の最優秀賞を受賞し、高い評価を得ています。
2029年の実用化を目指して
現在、シンガポールの国立研究機関と協力し、品質の揃った培養皮膚を大量に作る技術の開発を進めています。2029年の創業100周年を目標に、一人ひとりに最適な化粧品を届けるサービスの実現を目指しています。