消えにくいシミ、その原因は「細胞の老化」にあった
シミ対策をしているのに、なかなか薄くならない——そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。資生堂は、シミが悪化し続ける根本的な原因を突き止めることに成功しました。
生きた肌を観察できる新技術「FLIM」を応用
今回の研究では、「FLIM(蛍光寿命イメージング顕微鏡法)」という技術を活用し、生きた人の肌のシミ部分を細胞レベルでリアルタイム観察する手法を世界で初めて確立しました。
発見された「シミがシミを呼ぶ」メカニズム
観察の結果、シミ部分では細胞内のエネルギー工場である「ミトコンドリア」の働きが低下していることが判明。過剰にたまったメラニンがミトコンドリアの機能を落とし、細胞の老化を引き起こすことで、さらにシミが悪化するという悪循環が起きていたのです。
独自のトリプル薬剤で改善を確認
資生堂が開発した独自のトリプル薬剤を6週間使用したところ、ミトコンドリアの代謝が高まることが確認されました。この研究成果は、化粧品技術の世界的な発表会IFSCCで最優秀賞を受賞しています。