スキンケアでは改善しにくい「黄ぐすみ」の正体
年齢とともに気になる肌の黄みやくすみ。紫外線対策や保湿をしていても、なぜか顔色がさえない——そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。この黄みの原因のひとつが「糖化」と呼ばれる現象です。
肌表面の「蛍光性AGEs」に着目
花王はこれまで、糖化によって生じる物質「AGEs(終末糖化産物)」の研究を進めてきました。今回、肌の最も外側にある角層(肌表面の薄い層)から、光を当てると蛍光を発するタイプのAGEs「蛍光性AGEs」だけを取り出して分析する新技術を開発。日本人女性35名を対象にした調査で、この蛍光性AGEsの量と肌の黄みに明らかな関連があることを確認しました。
3種の植物エキスで黄ぐすみケア
さらに、スマートガーデンローマカミツレエキス、ゲンノショウコエキス、チョウジエキスの3種を混合した成分が、蛍光性AGEsの形成を63%抑制することを発見。この成分を配合した製剤を2週間使用した試験では、肌の黄みが軽減されたことも確認されました。
今後の製品開発に期待
本研究は2024年6月の日本香粧品学会で発表予定です。黄ぐすみ対策の新たなアプローチとして、今後の製品展開が期待されます。