くすみの原因、実は細胞の「ゴミ処理」にあった
スキンケアを頑張っているのに、なんとなく肌がくすんで見える——。そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業は、このくすみ発生に「プロテアソーム」という細胞内のタンパク質分解システムが関わっている可能性を発見しました。
「プロテアソーム」って何をしているの?
プロテアソームとは、細胞の中で不要になったタンパク質を分解・リサイクルする、いわば「お掃除係」のような存在です。この働きが鈍ると、細胞本来の機能が低下してしまいます。
くすみとの関係が明らかに
今回の研究では、表皮細胞(肌表面を構成する細胞)のプロテアソーム活性が低下すると、メラニン色素を作る細胞を刺激する因子「ADM(アドレノメジュリン)」の発現が増加することが確認されました。さらに、活性が低下した細胞の分泌物をメラニン産生細胞に与えると、メラニンを多く作り出す様子が観察されています。
複数の肌悩みに同時アプローチの可能性
今後は、表皮・真皮・皮下組織すべてのプロテアソーム活性を高めることで、くすみだけでなく乾燥やたるみなど複数の肌悩みへの同時アプローチが期待されています。